カルマイヤーのプレゼント

 

2016年は数を足すと「9」になる、九年に一度やってくる『カルマイヤー』と呼ばれる年。

カルマイヤーには自分のカルマ(業)と言うべき、その人が持つ条件付けのパターンに直面せざるを得なくなると言われています。それも全ての人が。

 

今の今までうっすらと気になりつつも、何とな〜く無難にやり過ごしてきた事柄に向けて、予想外の方向から“ガツン”と強い揺さぶりが掛かり、目を逸らしてはいられなくなる…そんなイメージの年。


そのせいか今年は個人レベルで、とても強烈な体験をした人が多いように思います。

 

どちらかと言えば社会的な接点よりも、もっと個人的で普段は誰にも見せない心の奥の奥にある無意識の層に向かって、全く予想外の方向から大きな揺さぶりがやってくるので、とっても私的なテーマが浮上しやすい。

 

当然、私にも揺さぶりがやって参りましたが、私は前回のカルマイヤーが破壊的な“大波”だったので、それと比べると今回はずっと“小波”だったかな…? まぁ、今回は今回で大変だったんですけどね(笑)

 

もちろんカルマイヤーに起きる事は百人百様なので、特に何も無かったと感じる人もいるでしょう。

 

それでも、今年は一年振り返ってみると「もう我慢ならん!」という、これまでのパターンをこれ以上続けてはいられない!と、とても強く感じたポイントが1つは見つかると思います。

 

カルマイヤーは全ての人が自分の条件付けに直面する年なので、お互いに表面的な付き合いをする余裕が無くなり、良くも悪くも人の本音が暴露しやすいのです。

 

アメリカでトランプ大統領が誕生した背景にも、多くの人の心の奥の奥にあった“リベラル? ポリコレ? そんなの知るかー!!!” という、アメリカ人の「もう我慢ならん!」という部分が、大きく揺さぶられたと思うのです。

 

今年の自分に起きた事を振り返ってみた時、たとえそれがどんな小さな「もう我慢ならん!」だったとしても、願わくばそのままやり過ごさずに、その恐怖やイラつきをあえて感じてみましょう。

 

そうしたものと向き合いやすくなるのが、カルマイヤーという年の特徴でもあります。

 

もし、あなたのやりたい事とやりたくない事が、おぼろげながらでも感じられたなら、しめたもの。

 

2017年以降の人生を、より良い方向へシフトチェンジする原動力となってくれるでしょう。

 


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